肉につく寄生虫について

肉によって様々な寄生虫がついていることがあります。豚やしシカに寄生している旋毛虫、豚やイノシシの筋肉に寄生する有鉤条虫、豚などの肝臓部分に寄生してる無鉤条虫、豚肉などに寄生しているトキソプラズマが主なものです。これらの寄生虫が体内に入り込むと人間の健康を脅かす恐れがあるので食べる際は除去する必要があります。場合によっては重症化してしまい死者が出てしまう可能性もありますので注意が必要です。
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寄生虫は、肉を仕入れる際に他の肉を触った手で触ってしまったり、屋内で処理してしまった際に寄生虫が寄生してつく場合もあるため、仕入れた際は処理や調理時の色や臭いを確認し、異常がないかを確認する必要があります。保管の際には、10度以下で保存をし、調理を行う際は必ず中まで火を通して食べることが大切です。調理の際は中心部の温度が75度で1分間以上加熱すると寄生虫は死滅しますのでこれと同等以上で調理をすると安心して食べることができます。特に豚肉は生で食べると危険なので必ず火を通すことが重要です。また、国内生産のものよりも輸入ものの方が寄生している可能性が高いため、しっかりと洗ってから調理をして食べる方が良いです。
豚が特に危険な理由は平成23年に飲食チェーン店で腸管出血性大腸菌による食虫毒事件が発生し亡くなられた方や、重症者も多数出てきました。その後牛レバーの生食用として販売、手教されることが禁止されています。その後、豚レバーを生食用として手教している実態があることが発覚し、食品衛生法におとづいた規格基準やガイドライン対象となっていないものについても規制の在り方についてさらに検討され、豚については中心まで加熱する以外に食中毒菌や虫の寄生による食中毒のリスクを低減することができないため、衛生上のリスクが大きいと結論づけられたことから法的に生での提供を禁止されています。
このように肉につく寄生虫には様々なリスクがあり、体内に入ってしまうと生死を脅かす危険も隠れています。食べる際には必ず注意が必要です。自分で調理をして食べる際には特にご自身がお肉の異常がないか、中心部まで火を通しているかなど食べる前に確認をして置くと安心して食べることができます。もしも十分に処理をしない状態で食べてしまい体調に何か異常を感じた際にはすぐに医療機関を受診して適切な対処をしてもらうことが重症化を防ぐこともできるので、その際はすぐに近くの病院に行く必要があります。